[Atmos奮戦記][Atmos奮戦記その2][Atmos奮戦記その3]の続きです。
買ってしまったよ、AVR-X3800H。
これまで
使ってたAVアンプはmarantz NR1711という7.1chプリ+7chパワーの廉価機で、Dolby Atmosは5.1.2chまでしかできない。なので7.1.4chなDolby Atmosを実現するため苦心していた。なぜかMacからそのAVアンプへはHDMI Multi Chのうち7,8chが届かなかった。そのため、AVアンプには1〜6ch分で5.1ch分を担当してもらい、リアサラウンド,トップフロント,トップリアのために3組のUSBアンプをMacにつなげ、Core AudioのAggregate DeviceないしRogue AmoebaのLoopbackを使い12ch分のMulti Ch出力にしてがんばっていた。
んが、これだとAVアンプの7,8chの出力にスピーカーがつながっていない。MacのMusic.appやTV.appからのMulti Chを楽しむにはそれなりに有効だけど、Apple TV 4KやWindows上のKodiからのHDMI Passthroughでは7.1chやDolby Atmosなどの映画が堪能できない。なのでKodiでサラウンド映画を没入鑑賞したい場合はトップリアかリアサラウンドへのスピーカーケーブルをUSBアンプからAVアンプの7,8chに繋ぎかえていたりした。AVアンプにも5.1.2chと7.1chそれぞれPresetを作って切り替えである。面倒なことこの上なし…
M4なMac mini導入
これでMusic.appやTV.appでHDMI Passthroughが可能に!なのに不満が募ってきた。せっかくのHDMI PassthroughなのにDolby Atmosで5.1.2chしかできないから。Multi Chとはいえ一度7.1.4chの音場に慣れてしまっていると物足りないったらありゃしない。かといって今さらMulti Chにも戻れない。
Apple One導入
今年になってAppleサブスクの契約をApple Music年間+iCloud+50GBからApple One(iCloud+50GB含む)へ切り替えた。これでファウンデーションが見られる!
しばらくはMulti Chな7.1.4chを断念し、5.1.2chと7.1chを切り替えられるようにした。トップリアスピーカーの位置を真上にしてトップミドルとし、トップフロントは切り離し、AVアンプの7,8chにはスピーカー切り替え機経由でトップミドルとリアサラウンドをつないだ。ソースに合わせこのPresetとスピーカーを手動で切り替えるわけだ。なんて面倒な!しかし、KodiやAppleTV+のためには仕方ない。
さらに募る不満!もう5.1.2chじゃ話にならない。
Denon AVR-X3800H導入
ということでポチってしまった。11.4chプリ+9chパワーの中級機である。これで、MacのMusic.appやTV.appでも、Apple TV 4KやWindowsのKodiでも、7.1.4chなDolby Atmosや7.1ch(たいていはNeural:Xでトップへ拡張して)が面倒な手続きなしに実現できる。
パワーアンプが9chしかない(11chある機種は死ぬほど高い)のでフロント2chは外部のパワーアンプを使う。驚いたことにHDMI Multi Chはちゃんと8chとも届く。逆にHDMIスプリッター経由するとHDMI Passthroughにならない(ので外した)。相性なのかなあ。
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