2007-11-24

1950年のバックトス/北村薫/新潮社

読了。正確には、昨日読み終わった。

あっちゃこっちゃに書かれた短編を集めてきたものなので、読んでる最中は散漫な印象ばかりが先に立ち、なんか損してんなと思ってたのだが、「ほたてステーキと鰻」を最後にもって来るあたり、さすがにうまいというか、ちょっとあざといというか… 電車の中で読んでて「ほたて」にいきあたり、最初の二節あたりで気づいて、これはマズいとそそくさと鞄にしまい込み、家でゆっくり読むハメになった。

そんなこんなで、去年読んだ中ではベストに挙がる「ひとがた流し」がドラマ化されるそうな。まぁ、どうせ見ないんだけどね。

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